1、かつらの価格はこうして決まる。 |
かつらの価格は工場に支払う製作費と、広告宣伝費や地代家賃、人件費等の
経費を合算して積算されます。
製作費はカツラの大きさと髪の長さによって決まり、
様々な材質でもどこの工場もさほど差はない状況です。
商品の特性上クチコミ等で伝わる事が少ないので、
どれぐらい広告宣伝費をかけるのか、かけているのかによって
大きく左右してきます。
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2、高いかつら、安いかつらどちらを選ぶ? |
高いオーダーメイド製品のかつらは1枚60万も70万もします。
一方安いオーダーメイド製品のかつらは10数万円となってます。
この差はいったい何なんでしょう?
それは、開発費等もありますが広告宣伝費と駅前等の一等地にある地代家賃等が
どれぐらい加算されているのか、いないのかによるものが大きな要因です。
ただ、60万も70万もする会社は全国展開をしている所も多く
全国で同じようなサービスが受けられるメリットがあります。
しかしながら最終的にどんなかつらであっても、
かつらの型取り技術、型の設計、かつらのカット技術によって仕上がりに差が出る
ので担当者次第と言えるかもしれません。
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3、無料試着のワナ。 |
かつらの無料試着はどんなものなのか必要と思いますが、
その方のために作ったものではないので、あまりイメージが湧きにくいと思います。
試着だけと思って行っても、必ずと言っていいほどセールスがありますので
注意が必要です。
また、最近多い、ごく薄いタイプの試着は接着する取り付け部分に毛髪があると着けられないので、その部分を剃ってしまう場合があります。
つまり試着後はその状態でいることが出来ず、買わざる状況になってしまう場合が
あります。
どちらにせよ、くれぐれも業者のペースにならないように注意してください。
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4、後はお任せください。は要注意。 |
相談の時って色々と不安に思うことは多々あると思います。
あれも聞きたい、これも聞きたい、こうしたい、あーしたいのに、
「後はお任せください。」
「ところで予算は?」「月々のお支払いはどれ位出せますか?」と、
支払いの話しばかりする営業マンもいるらしいので注意が必要です。
このようなところは営業する人、納品する人と
分業になっているケースが多く、その為か「言った、言ってない、聞いてない」
といったトラブルも耳にしますのでメモ等をとっておきましょう。
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5、かつらの装着方法。編み込みはもう逃げられない。 |
かつらの装着方法は、ストッパーピンによる止め金、接着剤、両面テープ、
編み込み等が挙げられますが、
ストッパーピン装着は自毛に絡む部分まで
かつらを大きくする必要があり、ピンの厚みが多少出ますが
自分で簡単に脱着が出来て取り扱いが簡単です。
接着剤や両面テープ装着は自毛に絡む部分までの大きさは必要なく、
ストッパーから比べると脱着がちょっと面倒ですが、自分で簡単に脱着が出来て
厚みもでないです。
これらのことから通常はサロンへは行かず、理美容室でカットだけで
済ましてる方もいます。
編み込み装着は当社でもおこなっておりますが、脱着する必要がなく
付けたり外したりといったものがないのですが、緩んだ時や、はずれかかった時も
自分では脱着が出来ないのが欠点です。
また2〜3週間に1回必ず定期的にサロンへ付け直しに行かなければなりません。
(編み込みとその他の装着方法が併用できるタイプもあります。)
ご自分のライフスタイルに合った装着方法を選びましょう。
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6、かつらの修理はなぜ出来ないと言うのか? |
一度修理してしまうと、しばらく使えるようになるので買い替え時期が延びてしまい
企業にとっては痛手です。
簡単な修理でも「これはちょっと出来ませんね」と大きな会社ほど多いかも
知れません。
大手のホームページで『修理』を探しても修理の一文字さえなく、
売り上げ比率をみても全体の10%にも満たない数字であることからも
かつらの販売に力を入れてることがわかります。
時には「修理代が20万、30万かかるから買ったほうが良いですよ。」という所もあるらしいのでそんなところとは縁を切りましょう。
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